2008 |
11,14 |
「今日はオペラを観にいくから、帰りが遅いからね。」と言うと
「誰と?」と聞いてきた旦那。
「一人で。」と答えると「お前、一人好きやなぁ。」
えぇっ~!!
「オペラのチケット買うけど、一緒に行く?」って誘ったら
「行かへ~ん。」とか言ったくせに・・・
今回観たのは愛知県芸術劇場で上演された
モーツァルトの「フィガロの結婚」。
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ上演のものです。
オペラはオーケストラと演劇と歌が同時に楽しめて、
とってもお得な感じがします。
「フィガロの結婚」というとタイトルはよく聞きますが、
ストーリーは今回の観劇で初めて知りました。
伯爵家の下僕フィガロと小間使いスザンナの結婚にまつわる
一日のてんやわんやを、ユーモラスに描いた喜劇作品です。
オペラというと古典的で少し高尚なイメージがありますが、
結構笑えます。
たくさんの伏線がはられ、騙し騙されの駆け引きに、
次から次へとハプニング起こる軽妙なストーリー。
「あ、この曲聞いたことある!」というおなじみの曲を含め、
思わず聞惚れてしまうソリスト達の歌声から、
迫力ある緻密なアンサンブルまで、
聴きどころ満載のオペラです。
マイクを使わない見事な歌声に空気が震えるのを体感できるのは、
生の舞台ならではの感動です。
私的には、
「僕、すべての女性に恋しちゃうんだ。」とか
「どうせ伯爵様にもキスをするんだろ。
だから僕にもキスしておくれよ。」とか歌っちゃう、
女性が演じる小姓ケルビーノが結構かわいくて笑えるかな。
約3時間の舞台は、満足感たっぷりでした。
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