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今日もてくてく日和

今日はどんな日? 今日も楽しいこと、うれしいことがたくさんありますよ~に♪
2024
11,23

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2009
02,23
静岡に住む友達が名古屋に遊びに来ました。
トルコ旅行のツアーで知合ってから半年。
久々の再会です。

今回の目的は、徳川美術館の特別展
「尾張徳川家の雛祭り」の鑑賞です。

毎年この時期になると徳川美術館では、
徳川御三家の一つである尾張徳川家に伝わる、
豪華なお雛様や雛道具などの特別展示を行います。

子供の頃母親に連れられて何度か見に行ったことがありますが、
最後に見たのは大学生の頃で、今回は久々の来訪となりました。

まずは常設展示室から。
松平勝長所用の鎧兜に始まり、
能舞台の復元や雅な茶道具、美しい屏風絵、
そして千利休が切腹を命じられた時最後に作ったという「泪の茶杓」の
特別展示(2月21日~3月1日)など、見応えのある展示が続きます。

そして後半、第7展示室からが企画展示室となっていて、
4月5日までは特別展「尾張徳川家の雛祭り」が行われています。

展示室正面奥に見えるのは「尾張徳川家 三世代の雛壇飾り」。
毎年お目見えする、尾張徳川家19代~21代の
三世代の夫人たちの雛飾りは高さ2m、間口約7mにもおよび、
その絢爛豪華な様は圧巻です。

そしてその脇を飾るのが、様々な雛道具です。
中には常設展示室に展示されているお嫁入り道具が、
雛道具として作られたものが展示されていて見比べることも出来、
その精巧で緻密な技にため息がもれます。

栄華を誇った徳川家のお雛飾りからは、
当時の大名達が楽しんだ雅な世界を感じます。

まだまだ寒さが続く時期ですが、
「桃の節句」という言葉とも相まって、
古の優雅な世界に何だか温かな気持ちになりました。

徳川美術館
名古屋市東区徳川町1017
http://www.tokugawa-art-museum.jp/index.html
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2009
02,12
12月23日~2月8日まで名古屋市美術館では、
「モネ『印象 日の出』展」が行われていました。

モネ「印象 日の出」展

昨年金山のボストン美術館で行われていた
モネの展覧会に行きそびれて残念に思っていたので、
今回はわざわざ前売り券を購入。

にも関わらず、気付くと2月に入っていました。
ヤバイ。会期終了間際は混むから早めに行こうと思っていたのに・・・
とにかく土日に行くのは絶対イヤ!
ということで、2月5日(木)に行ってきました。

平日の昼間だというのに、チケット売り場はそれなりの行列。
最終の土日はどうなっちゃうんだろう?と想像すると恐いです。

建物の中に入っても人がわんさか。
仕方がないか、あと4日で終わりだもんなぁと覚悟して入場。

人は多かったけれども列はゆっくりと進んでいて、
ちゃんと列に並ぶと、かえってゆっくりと見られました。

おかげで説明のパネルなども完読でき、
絵の前でゆっくり見ていても誰にも気兼ねしなくていいので良かったです。
自分のペースで見たい人にはつらいでしょうが・・・

もっと「モネ」の作品が多いのかなぁと思っていたら、
他の印象派の画家の作品もそれなりの数が展示されていました。
でも全体の展示作品の数は少ないなぁと感じました。
しかし、この混雑。少なめで良かったです。
あれで作品がいっぱい展示されていたら疲れちゃうから。

展覧会のタイトルになっているだけあって、
「印象 日の出」は別格扱いです。
ちょっとした区切られた空間の中に飾られた「印象 日の出」は、
絵のすぐ間近で見られるのと同時に、
少し離れたところから見ることが出来る特設スペースもありました。

近くで見るのと離れて見るのは印象がかなり違っていて、
これが本物を見る醍醐味だなぁと思いました。
一見簡単に描かれたような筆遣いのこの作品は、
きっとこの絵を見た人々がそれぞれの思いで
各々違った「印象」を持つんだろうなぁと想像させられました。

モネはその生涯の中で「睡蓮」を描いた作品をたくさん残しましたが、
ラストに飾られた深い色合いの迫力ある「睡蓮」は
私にとって一番「印象」に残る作品となりました。

モネ「印象 日の出」展
名古屋市美術館
2008年12月23日(火)~2009年2月8日(日)
2008
11,27
松坂屋本館7階で開催中の
「POP-UP絵本ミュージアム」に行ってきました。

POP-UP絵本ミュージアム

以前東京の方でそれっぽいのをやっていて、
「いいなぁ」と羨ましく思っていました。

私がPOP-UP絵本で初めて「すご~い」と感動したのは、
ロバート・サブダの「不思議の国のアリス」を見た時。

立体感が半端じゃない!と驚いたものです。
しかもただ飛び出すだけではなく、
回転したり横移動したり・・・・
思わず何度も開けたり閉めたりを繰り返したくなる
楽しく時には不思議な仕掛けが満載です。

今回の展覧会(という程のものではありませんでしたが・・・)は
ロバート・サブダとマシュー・ラインハートの作品を紹介するものでした。

原画やスケッチなどの展示の他、
切取り組立て前の、様々なパーツが一枚の紙におさめられたものなど、
普段は見ることができないものがあって楽しめました。

またビッグサイズの仕掛け絵本がたくさんあって、
いつも本屋の店頭で手に取るものよりもより迫力がありました。
これはボタンを押して動かす、展示一つに対し1ページのみというものでしたが、
自分の手で開くことができたらどんなにわくわくするだろうと思いました。

私はサブダの仕掛け絵本が好きで、
毎年冬になると「冬物語」という絵本を買うかどうか迷っています。
アリスやオズの魔法使いなどは年間を通して売っているのを見かけますが、
やはりクリスマス関係のものはクリスマスを過ぎると
姿が見られなくなります。

仕掛け絵本を買うのをなぜ迷うかというと、やはりそのサイズ。
一冊でかなり場所をとるので、何冊も持つことが出来ません。
そこでお気に入りのものだけ買おうと思うのですが、
そうなるとどれを買うか迷ってしまい・・・

結局、我が家にはサブダの仕掛け絵本は一冊もありません。

会場を出るとロバート・サブダやマシュー・ラインハートの作品をはじめ、
本屋さんでは見たことのない程種類豊富な仕掛け絵本を販売していて、
実際に手に取ったりめくったりして見ることができます。

「POP-UP絵本ミュージアム」、は12月1日(月)までです。

「POP-UP絵本ミュージアム」
松坂屋本店 本館7階 大催事場
11月19日(水)~12月1日(月)
一般・大高生600円 中学生以下無料
http://www.matsuzakaya.co.jp/honten/promo/fair_event/s081117_01/
2008
05,31
「今日は寝ぼけて夜中に起さないでね。」
そう言ってから寝たのに・・・・

「おぉっ!おい、おい。」と言われて目が覚めました。
毛布の隅を持ち上げ、毛布の縁に沿ってしゅっしゅっと引っ張る旦那。

「継ぎ目が消えたで!」しゅっしゅっ。
「・・・・・」

これはもしや・・・「マジック?」
「そやで、さっき言うたやろ?」
いいえ、聞いておりませんが。

旦那を見つめる私。
私を見ながら「継ぎ目が消えたで。」と嬉しそうな旦那。
しかし旦那は「もう、ええわ!」と突然毛布を頭までかぶり・・・ぐう~。

えぇっ~、今日も人を起しておきながら先に寝た?!

朝になってから「もう、ええわ」の逆切れの理由を聞いたら
「俺がしゃべっとんのに、お前が全然わかってくれへんからやわ。」とのこと。

分かるかい!!

それはさておき、「モディリアーニ展」に行ってきました。

モディリアーニ展

「飲んだくれのイケメン画家」というCMが流れていた彼です。
サブタイトルは「神に愛された天才」。

35歳でこの世をさった、天才画家モディリアーニ。
入口を入ると、彼と親交の深かった人々の言葉が
壁一面に大きな文字で書かれています。
その中の一つに
「彼の人生は滅茶苦茶だったが、彼はまわりの人々の人生に幸せを与えた」
というような意味の言葉があり、印象に残っています。

彼の人生は波乱にみちたものであったようです。
展示作品とともに、
彼の人生や作品制作の背景などについて知ることが出来るのも、
この展覧会の楽しみの一つです。
私にとってはむしろそちらの方が面白かったくらいです。

作風は、行ったり来たりといったような印象でした。
私個人としては、鼻筋が長く色合いがソフトで
つるんとしたタッチで彩色されたイラストっぽい作品が好みです。

目の中が塗りつぶされた作品がいくつもありましたが、
そこにどのような意味があるのかは残念ながらわかりませんでした。
片目が塗りつぶされていて、片目がそうではないものについては、
片方の目で世の中を、もう片方で自分の内面を見つめているのだ
という記述がありました。

ということを踏まえて考えるならば、
塗りつぶされた目で自分の内面を見つめている、
そんな達観した人間の姿を描いているのかもしれません。

「モディリアーニ展」は、明日6月1日までです。

アメデオ・モディリアーニ展
名古屋市美術館
2008年4月5日(土)~6月1日(日)
午前9時30分~午後5時 金曜日は午後8時まで
(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 (5月5日(月・祝)は開館、5月7日(水)は休館)
一般:1,300円 高大生:900円 小中生:600円
2008
04,10

«北斎展»

先月の話になりますが、「北斎展」に行きました。

北斎というと、やはり「赤富士」などで知られる「富岳三十六景」のイメージ。
しかし今回は版画だけではなく肉筆画の展示も多数ありました。
フランスとオランダに分蔵されていたものが、
海を越えて同時に里帰りする、というのが今回の目玉のようです。

また北斎漫画や挿絵、摺物など、
これまでに私が見たことのないものが多数展示されており、
パンフレット通り多くの「初めての北斎」に出会うことができました。

北斎展

最初に展示されているのは肉筆画でした。
これはもう、イラストレーションといった感じです。

鮮やかで細かくて、とても100年以上前に描かれたとは思えません。
色が美しいままに現在まで残っているのは、
上質な画材を使っていたからでしょうか。
着物の柄一つ一つまで細かく描かれていて、
思わず「キレイ・・・」と言葉がもれます。
しかも全く古い感じがしない。
現代でも充分通用するセンスには驚きです。

しかもこれらの肉筆画は、すべてが北斎の手によるもの
という訳ではないのです。
当時「北斎工房」といった、
北斎を中心とする北斎風の絵を描く集団がいたらしいのです。
これにはびっくり。
「ディズニーみたいなものってことかしら?」とはお母さんのセリフ。
まぁ、当たらずとも遠からずってところ?

北斎は引越しや改名が多かったことでも有名ですが、
画風もちょっとずつかわっていった気がします。

しかもどんどん新しいことに挑戦するバイタリティのある人だったようです。

一番笑ったのが「悪玉おどり」。
これは「悪玉おどり」の踊り方をイラストでレクチャーしているもの。
そもそも「悪玉おどり」自体があやしいのに、
それを懇切丁寧に描いているというところがさらに面白い。
昔の子供向けの雑誌に
ピンクレディーの振り付けイラストがついていたようなものなのかな?

今回は大きなキャンバスに描いたものではないので、
観覧者が多いなかで見るのは少したいへんでした。

しかしこれだけの北斎作品が一同に集まる機会は滅多にないと思うので、
じっくり見て楽しんできました。

やはり作品をたくさん見ると、その人の印象ってより鮮明になるものですね。

今回の「北斎展」では、北斎の人間臭い部分に触れた気がします。
また「北斎展」が行われたら、次回も必ず行きたいと思いました。

北斎展
名古屋市美術館
2008.2/9(土)~3/23(日)
一般1100円・高大生800円・小中生500円
2008
02,17
昨日は旦那と、愛知県美術館で行われていた
「日展」に行ってきました。

「日展」は、
明治時代に当時の文部大臣の牧野さんという方が
「文明国として世界に誇れるような芸術文化を育成しようではないか」
との思いから開いた公設展覧会「文部省美術展覧会」が、
その礎になっているのだそうです。
明治40年のことです。

その後「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えながら、
常に日本の美術界をリードし続けてきました。
そして昭和33年には民間団体として社団法人日展が設立、
その後昭和44年に改組が行われて今日に至っています。

第39回日展東海展

私達が行ったのは、愛知県美術館で開催中の「第39回日展東海展」。
「日展」は何回か行ったことがあるのですが、
芸能界など有名人の方の絵が展示してあることも少なくありません。

旦那は今回初めて日展に行くので、
芸能界の方が描いた絵があると親しみやすいかなぁと思いながら行きましたが、
今回は芸能人などの方の入選はなかったみたいです。

それでも絵をみながら「どれが好き?」と聞くと、
「あの緑のやつええなぁ」などと言っていたので、
それなりに楽しめたのかなぁと安心しました。

たまには旦那と芸術鑑賞というのもいいものです。

第39回 日展 東海展
愛知県美術館
2008.1/23(水)~2/17(日)
2008
01,27
「宝物見に行くよ~」と言って、
「宝物って何やねん・・・」とつぶやく旦那を連れて、
名古屋市博物館へ行って来ました。

現在名古屋市博物館では
「トルコ・イスタンブール歴史紀行 トプカプ宮殿の至宝展 
オスマン帝国と時代を彩った女性たち」を開催中。

トプカプ宮殿の至宝展

いくら土曜日だったとは言え、博物館の中は人人人!
まだ期間終了までには今回を含めて土日が3回もあるのに?!

入口を入るとA3用紙を半分に折ったサイズの
出店作品リストが置いてありました。
しかも置いてある束の半分はバラの香り付き。
作品リストを手にする人が結構いるためか、
展示スペースに入るとバラの香りがただよっていました。

アジア・アフリカ・ヨーロッパの3大陸にまたがる広大な領域を
600年にわたって支配し続けたイスラム世界の大国「オスマン帝国」。
その文化の発信基地となっていたトプカプ宮殿の
コレクションを展示しているのが、この「トプカプ宮殿の至宝展」です。

兜や刀、旗印などの軍事に関わるものから、
コーラン入れやコーランの書見台などの宗教的なもの、
コーヒーカップやポットの日用品まで、
様々なものにきらびやかな宝飾をほどこしていたようです。

またキレイ好きだったらしく、
宝石で飾った水注と水盤を使って食事の前には手を洗い、
お風呂に入り、入浴後には香水をつけるのが習慣だったようです。

展示作品からはオスマン帝国の優れた芸術や文化からその栄華を、
そして当時の人々の暮らしや宗教とのつながりなどを見ることができて、
とても興味深い展示内容となっていました。

美術館や博物館に興味のない旦那も、結構楽しめたみたいです。

名古屋市博物館
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 
052-853-2655
休館・月曜日(休日の場合は直後の平日) 
    第4火曜日(休日を除く)

トルコ・イスタンブール歴史紀行 
トプカプ宮殿の至宝展 
オスマン帝国と時代を彩った女性たち
2007年12月11日(火)~2008年2月11日(月・祝)
一般1,200円、高大生800円、小中生400円

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