2008 |
05,26 |
名駅のJR高島屋B1の今週のウィークリースポットは、
一宮の「明や」大垣の「金蝶園総本家」島根の「KAnoZA」です。
愛知・岐阜ときて三重にいくかと思いきや、島根にとびました。
「KAnoZA」は日本神話の国として知られる出雲の国、
島根県からの出店です。
この「KAnoZA」は北海道展でもよく見かける「LeTAO」と同じく、
全国各地の文化や伝統を地域ブランドとして育てる
「寿スピリッツ」という会社がプロデュースするお店です。
チーズケーキが一押しらしく、試食としてお店の人が差し出したのは、
今回購入した「抹茶フォンデュ」(1785円)でした。
とろりとした濃厚なブリュレと、抹茶クリームのコラボレーション。
甘さの中に抹茶のほろ苦さが際立つチーズケーキです。
最初は、甘いなぁ・・・と思ったのですが、
あとから広がる抹茶の香りとほろ苦さがその甘さと混ざり合って、
なんだかくせになる味。
おいしいと思ったのですがわずか直径10㎝のチーズケーキが
1785円はちょっと高いなぁと思って一度は立ち去りました。
しかし口の中にひろがった抹茶の香りに誘われ、
結局後から戻って購入したのでした。
試食にやられた瞬間です。
「KAnoZA」は、「出雲の厳選素材」にこだわって
お菓子を作っているメーカーです。
店名の「KAnoZA」は、「菓の座」と「火の座」をかけたもので、
お菓子の神様、火の神様が座す(います)ところという意味だそうです。
ネーミングまでが、神々の集う国「出雲」をイメージさせます。
ちなみに10月のことを世間では「神無月」と言いますが、
日本中の神様が集まる出雲では「神在月」と言うそうです。
パッケージを開けると、
鮮やかな抹茶の緑に少しだけ散らしてある金箔が上品な趣です。
遅い時間ということもあって、二人で半分だけカットして食べました。
試食では気付かなかったけれど、
とろりとしたブリュレの部分は卵の香りがおいしさを引き立てています。
一人4分の1カットしか食べなかったけれど、
甘く濃厚な味なので充分満足できました。
KAnoZA(かのざ)
島根県松江市
http://www.okashinet.co.jp/kanoza/