«ル・ピニョン《LE PIGNON》（名古屋市 東区）»

友人と徳川美術館で古の雅な世界に触れた後は、
すぐ近くに昨年10月にオープンしたばかりのフレンチレストラン
「LE PIGNON（ル・ピニョン）」でランチを楽しみました。

間口の狭いエントランス、レストランを囲むように作られたシックな黒い塀に、
小さくシンプルな店名のプレートが掛けられた店構えからは、
「ちょっとおしゃれな一軒家」という印象を受けます。
レストランと知らなければ通りすぎてしまいそう。

店内は広くはありませんが、
ゆったりと配置されたテーブルやイス、
どの席からも見ることが出来るオープンキッチン、
壁一面の大きな窓から見える
砂利の白、塀の黒、松や苔の緑のコントラストが美しい庭園、
シンプルなインテリアからは明るく落ち着いた雰囲気が感じられます。

ランチは3種類のコースと、
予算に応じた（8000円から）シェフのおまかせコース、
2種類のお子様メニューがあります。

私達は
スープ、前菜、パン、メイン（お肉とお魚から選択）、
デザート、コーヒー（または紅茶）と小菓子
で構成された2800円のコースをオーダーしました。

一品目のブロッコリーのスープの中には
ソテーしたきのこやタコなどが入っていて、
スープといいながらも食べ応えがあります。

前菜は、ホタテなど味わい深い海の幸とさっぱりとした野菜を、
チーズでコクがプラスされたバジルソースで頂く
海の幸のサラダ仕立て。

パンは、フランスパンと小さな丸いパンの二種類。
丸いパンがもっちりしていておいしいかったです。

メイン料理はお肉とお魚から選ぶことが出来、
三人ともお肉料理「イベリコ豚のロースト」をオーダーしました。
柔らかいレアのイベリコ豚のローストに季節の野菜が添えられ、
赤ワインのソースで頂きます。

このイベリコ豚、とってもおいしかったです。
お皿を見た時は「結構ボリュームあるなぁ。」と思いましたが、
箸（いや、ナイフとフォークか・・・）がすすむ、すすむ。
また食べたい一皿です。

デザートは甘夏のクリームブリュレとチョコレートのアイスクリーム。
このチョコレートのアイスクリームが濃厚ですごく気に入りました。
普段アイスクリームを好んで食べるタイプではないのですが、
このアイスクリームなら好んで食べます。
クレームブリュレは柑橘の味と香りが爽やかで、
チョコの濃厚さとのバランスが面白いなぁと思いました。

家から結構近いので、お友達が遊びに来た時など
連れて行ってあげたいなぁと思うようなレストランでした。

ル・ピニョン《LE PIGNON》
名古屋市東区徳川町2406-1
TEL：[phone]
http://www013.upp.so-net.ne.jp/pignon/

«徳川美術館・特別展「尾張徳川家の雛祭り」»

静岡に住む友達が名古屋に遊びに来ました。
トルコ旅行のツアーで知合ってから半年。
久々の再会です。

今回の目的は、徳川美術館の特別展
「尾張徳川家の雛祭り」の鑑賞です。

毎年この時期になると徳川美術館では、
徳川御三家の一つである尾張徳川家に伝わる、
豪華なお雛様や雛道具などの特別展示を行います。

子供の頃母親に連れられて何度か見に行ったことがありますが、
最後に見たのは大学生の頃で、今回は久々の来訪となりました。

まずは常設展示室から。
松平勝長所用の鎧兜に始まり、
能舞台の復元や雅な茶道具、美しい屏風絵、
そして千利休が切腹を命じられた時最後に作ったという「泪の茶杓」の
特別展示（2月21日～3月1日）など、見応えのある展示が続きます。

そして後半、第７展示室からが企画展示室となっていて、
4月5日までは特別展「尾張徳川家の雛祭り」が行われています。

展示室正面奥に見えるのは「尾張徳川家　三世代の雛壇飾り」。
毎年お目見えする、尾張徳川家19代～21代の
三世代の夫人たちの雛飾りは高さ２m、間口約７mにもおよび、
その絢爛豪華な様は圧巻です。

そしてその脇を飾るのが、様々な雛道具です。
中には常設展示室に展示されているお嫁入り道具が、
雛道具として作られたものが展示されていて見比べることも出来、
その精巧で緻密な技にため息がもれます。

栄華を誇った徳川家のお雛飾りからは、
当時の大名達が楽しんだ雅な世界を感じます。

まだまだ寒さが続く時期ですが、
「桃の節句」という言葉とも相まって、
古の優雅な世界に何だか温かな気持ちになりました。

徳川美術館
名古屋市東区徳川町1017
http://www.tokugawa-art-museum.jp/index.html

«インスタント杏仁豆腐をもっとおいしく！»

杏仁豆腐大好きな私。

買って来たりお店で食べたりもいいけれど、
思い立った時にすぐに家で作って食べられるように、
インスタントの杏仁豆腐の素を常備しています。

本格杏仁豆腐も作ってみたいけれど、
現在のところ家で作るのは、もっぱらインスタント杏仁豆腐。
だって、混ぜて冷やし固めるだけで手軽なんだもん。



そんな時にインスタントをちょっとだけ
グレードアップするために使うのが、生クリームです。
粉末を溶かすために使う牛乳のかわりに、
生クリームを入れるのです。

入れる生クリームの量は気分やその時に残っている量によって
適当にしていますが、こってりと濃厚な味になります。

«ミルクセーキ風味の白玉だんご»

最近よく小腹がすくので、夕食前におやつを食べます。

おやつは市販のものだったり手作りだったりしますが、
手作りでよく登場するのは「白玉だんご」。

もっちり大好きな私にとって、
こんなに手軽に作れておいしいおやつはありません。

常備してあるレトルトの「ぜんざい」や「おしるこ」、
あずき缶などで食べることが多いのですが、
今日は白玉粉を用意していた時にふと目に付いた
お湯で溶かして飲むインスタントのミルクセーキを使って、
「ミルクセーキ風味の白玉だんご」を作ることにしました。



作り方は簡単。
白玉粉にインスタントミルクセーキの粉末を混ぜて、
そこに牛乳を入れて耳たぶくらいの硬さになるようにこねるだけです。
こねている最中からミルクセーキのおいしそうな甘い香りがします。

あとは適当な大きさに丸めてお湯で茹でるだけ。

何をかけて食べようかなぁと迷いましたが、
何となくミルクと黒蜜ときな粉っておいしそうだなぁと思って
オーソドックスにきな粉と黒蜜にしました。

ほんのりミルクの甘い香りのする白玉だんごは、
濃厚な黒蜜ときな粉の香ばしさで、
ほっこりするおやつになりました。

«マシュマロケーキ»

今日のおやつは、マシュマロケーキです。

健康のためにヨーグルトをよく買うのですが、
プレーンヨーグルトに入れるために、
マシュマロを常備しています。

「えっ！ヨーグルトにマシュマロ？？」とよく言われますが、
ヨーグルトにマシュマロを入れて一晩置くと、
水分を吸ったマシュマロがふわとろになっておいしいのです。
マシュマロだからコラーゲンもとれるしお砂糖もいらないので、
なんとなく美容にもいい気がします。

このヨーグルト用に常備してある小さなマシュマロを
ケーキの生地に入れて焼きました。



表面に散らしたマシュマロが溶けて焼かれて、
パリパリになりました。
中に入れたマシュマロは溶けてしまったのか、影も形ありません。

焼きたては、外は結構固くパリパリ、中はふんわりしっとりしています。

夕食の後にデザートとして食べた時は、
外は少しやわらかくなり、中の生地はしっかりとしてきました。

外は香ばしく中はしっとりのケーキです。

«宝塚歌劇「外伝ベルサイユのばら・アンドレ編」»

2月1日から中日劇場で、宝塚歌劇団・宙組公演
「外伝ベルサイユのばら～アンドレ編～」が始まりました。



2008年から主人公を変えながら3部作として全国公演されてきた
「外伝ベルサイユのばら」。
この「アンドレ編」はそのラストを飾る公演となります。

しかも中日劇場での「ベルばら」の公演はなんと33年ぶり！

私も宝塚の公演を観るのは久々。
しかも一度は観てみたかった「ベルばら」です。

一応出掛ける時に
「いつも一人で出掛けてごめんねぇ。」と旦那に言ってみると
「え～よ、え～よ。どんどん一人で出掛けてえ～で！」とのこと。
インドア派の旦那は、私が一人で出掛けて行くと
休日を一人でのんびり過ごせるので嬉しいらしです・・・

今回の「ベルばら」は「アンドレ編」ということで、
アンドレの子供時代から、革命により命尽きるまでを描いています。

幼くして両親を亡くし祖母に育てられたアンドレは、
ともにプロヴァンスで育った幼馴染マリーズと
「大人になったら必ず結婚しよう。」と将来の約束をして、
祖母と二人ベルサイユへと立ちます。

原作を読んだことがないので「マリーズ」が原作にも登場するのか、
宝塚公演の外伝でのみ描かれる人物なのかは分かりませんが、
革命という厳しく苦しい時代の流れに翻弄されながらも
強く悲しくそして美しく生きたその姿には心打たれるものがあります。

端麗な役者勢に絢爛豪華な衣装、壮麗な舞台装置はさすが宝塚です。
しかしそんな華やかさの中に悲しさや強さを感じるのは、
登場人物がみな信念と優しさを持って生きていることが
ストレートに伝わってくるから。
この物語の中に、争いや戦いの中に、悪人はいないと
感じることができるからです。

久々に観た宝塚の公演は私の今までの印象とはちょっと違っていたけれど、
私の感性が昔と変わったのか、それが宙組の特徴なのかは分かりません。
それでも宝塚の舞台は、私をひと時の別世界へのトリップに
連れて行ってくれました。

そしてあいかわらずファンの方の熱心さには感心させられます。

宝塚歌劇団・宙組公演

「外伝ベルサイユのばら～アンドレ編～」
グランド・レビュー
「ダンシング・フォーユー」

2009年2月1日（日）～2月23日（月）
中日劇場
Ａ席：7500円・B席：6000円

«ロブションのロールケーキ»

美術館に行った帰りに、
デザートと翌朝のパンを買うために栄に寄りました。

久し振りにロブションのパンを買おうかなぁとショーケースを見ていると、
ケーキのコーナーにロールケーキがありました。



しかも松坂屋の「生活応援フェア」みたいな企画の協賛商品らしく、
随分とお値打ち価格（1575円）。

以前東京のデパートでバイトをしていた時、
そこに入っている海外有名店のケーキ部門が、
実は日本でチェーン展開してる企業が作っていて味がイマイチ、
という話を聞いたことがありました。
同じように大手外食チェーン企業が手がけているロブションのケーキは、
これまで何となく買う気がしていませんでした。

でもこの値段なら、とロールケーキを購入してみました。
プレーンとショコラがあり、チョコ好きな私はショコラを購入。

夕食後、テレビを見ている旦那に出すと、
「なんや、またロールケーキブームが始まったんか？」との反応。
以前ロールケーキばっかり買っていて怒られたので、
しばらく買うのをやめていたからです。



見るからに空気をたくさん含んでふわふわな感じのするスポンジ。
食べてみると、見た目よりしっかりした感じ。
ガナッシュクリームは甘くてほんのりチョコの苦味。
このガナッシュクリームがおいしくてあっという間に食べちゃいました。

旦那も気に入ったみたいで、翌日も
「おなかいっぱいだけど、ケーキ食う。」と言っておいしそうに食べていました。

喰わず嫌いでごめんなさい。

ラ　ブティック　ドゥ　ジョエル・ロブション
名古屋市中区栄三丁目16番1号
松坂屋名古屋店　本館地下1F